世界的に見ても、日本人ほど英語の取得に苦労している民族はいないのではないでしょうか。
書店の棚の、端から端までいっぱいに広がる英語参考書の多さには、愕然とさせられます。
有名な塾講師の本や、ネイティブ講師の本、ビジネスメールの書き方や単語帳、マンガ形式のものなどなど。
外国の方がこのラインナップを見たら
「日本人は英語が大好きなんだね!こんなに興味があるなんて!」
とびっくりすると思います。
さて、以下に、日本人にとって、英語を習得する事が難しい理由を5つに分類してみました。
①地理的要因
(島国である事)
②歴史的背景
(キリスト教禁教、鎖国)
③日本人の国民性 と美学
(多くを語らない粋の文化、サムライ精神など)
④大学受験を目的とした英語教育
(採点しやすい文法スキル重視)
⑤日本語の特性
(日本語と英語の類似点の少なさ)
この他にも理由はたくさんあると思いますが、これだけの理由が重なり合っていますので、難しいのは当然です。
私たちは職業柄、「英語がしゃべれる様になりたい!」というお言葉をそれはそれはたくさん耳にしてきました。
英語が話せるようになるために、まず1番最初にしていただきたい事、それは、あなたにとっての「話せる」の定義をはっきり明確にしておく事です。
1. どこで、誰に、何を話せるようになりたいのか
→ 短期的目標
2. 将来的に英語を使って何がしたいのか
→ 長期的目標
特にこれから英語学習を始める皆さんには、「ご自身が英語を話しているイメージ」を、できるだけ具体的にする事を、強くお勧めします。
そして、特に短期目標は達成する度に変わるものなので、すでに英語学習を始めている皆さんも、時折立ち止まり、ご自身の短期目標のアップデートと長期目標の調整をしてみる事をおすすめします。
それでは、これから具体的な短期目標の決め方についてお話しします。
まず、自分が英語で話したい対象をイメージしてみましょう。
あなたが話したい相手は、道で困っている外国人旅行者ですか?上司ですか?同僚ですか?近所に住む方でしょうか?義理のお母さんや息子さんなどのご家族でしょうか。
場面も含めイメージしてみましょう。
次に、会話内容を具体的にイメージしてみましょう。
イメージの中で、あなたはどんな話をしていますか?
旅行先のホテルでタクシーを呼んでもらったり、レストランでおすすめのワインを聞いたり、友人の悩み相談にのったり、取引先に営業やプレゼンをしていますか?
英語で映画や音楽を楽しんだり、洋書を読んでいる姿を想像する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご自身や話し相手が楽しそうに会話をしている表情や動作、笑い声までイメージしてみて下さい。
想像するだけで楽しくなって来るのではないでしょうか。
私が今まで担当させていただいたクライアント様の顔を思い出してみても、英語が話せるようになりたいお気持ちの背景には、それはそれは沢山の夢やストーリー、それぞれの事情がありました。
英語に限った事ではありませんが、目的によって、今すべき事は変わります。
ただ漠然と「なんとなく英語が話せるようになりたい」と思っているだけでは、ゴールのない暗闇の中をひたすら走っている様なもので、長くは続きませんし、夢を叶えるための英語学習は、何より楽しいです。
まずは「英語学習の真の目的」をはっきりさせ、今すぐやるべきことがを明確にする事が英語学習の第一歩です!
(faricoでは、カウンセリングの際に、この目標設定もお手伝いさせていただいております。)
英語学習に近道はありませんが、このプロセスをスキップして、外国人講師と週数回英語で話す事で英会話の質を高めようとする事は非常に遠回りです。
さぁ、目的が決まったら後は英語学習を始めるだけですが、続きはまたこのブログに書かせていただきます。
I hope you have fun studying English!
Mariko


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