英会話難民だった頃

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私のクライアントの皆様はご存じですが、
私は21歳で単身渡米するまで、英語が全く喋れませんでした。

学校の勉強自体に苦手意識を持っていたので、美術以外の成績はお世辞にも良いとは言えず、英語の授業では、動詞の過去形で嫌な予感がし、5文型でつまずき、現在完了で道に迷い、仮定法はもう謎の領域でした。それでもなぜか、英語には不思議な魅力があり、嫌いではありませんでした。

父親は、アメリカやヨーロッパの文化が好きで、海外に行く事が大好きだったので、よく私に英語やフランス語が書かれた文房具や現地で買ったCDなどをお土産に買ってきてくれました。子供ながらに、日本製のものとは明らかに違う異国情緒に惹かれていましたが、綺麗なフォントで書かれた美しい異国の言語に反し、教科書に書かれた英語は、無表情な記号の様だと思っていました。

高校生になっても、学校の英語に興味はありませんでしたが、修学旅行で行ったカナダで、友達と試行錯誤して英語を話した経験がとても楽しかったので、ただ漠然と「英語が喋れる様になりたい」と思い、18歳になって初めて、外国人が講師の大手英会話スクールのマンツーマンレッスンに通い始めました。

最初は、大手イギリス英会話スクールに通いました。週2回決まった時間に担当イギリス講師と簡単に英語で挨拶をした後、毎回決められたテキストのページに書かれている会話文を使って、会話練習をします。外国人の先生とカタコト英語で会話をするのは楽しかったのですが、1年間通って、私の英語が上達したと感じたのは Hello? の発音ぐらいでした。

次は更に大手の外国人講師が教える英会話スクールに通いました。この有名スクールは回数券制だったので、好きな時に電話予約をし、毎回違うネイティヴ講師とレッスンをします。このスクールでもレッスン方法は同じで、毎回テキストに沿って、レッスン内で会話文を使って先生と発話練習をします。このスクールは、回数券制の都度予約制だったので、だんだん行かなくなり、1年以上通いましたが、結局私の英語力に進歩はなく、英語が話せる様にはなりませんでした。

今振り返ると、私が英会話スクールに通っても英語が話せるようにならなかった理由は、多くの日本人の方々が英語習得に苦労している理由と同じだと思いますので以下にまとめます。

①私の英語学習目的(英語を使って何がしたいのか)がはっきりしていなかった
②学習目的がぼんやりしていたため、学習の姿勢が受身になってしまっていた
③講師と学習の短期目標と長期目標の共有が出来ていなかった
④レッスン内容がアウトプット過多だった
⑤レッスン外ではインプットのみ、アウトプット量がゼロだった
⑤文法は、日本語で納得できるまで質問が出来るレクチャーが必要だった
⑥レッスン内に、英語運用力を伸ばしてくれるトレーニングがなかった
⑦発音矯正のトレーニングがなかった
⑧自分が日常的に使わない単語なのに、語彙力を増やそうと単語帳を暗記していた

この後、無謀にもこの英語力のまま単身渡米し、大学の講義を受け始めることになるのですが、何をしても英語が話せる様にならなかった英会話難民だった私が、現地で自分で考え、実践し、実際に英語が喋れる様になった英会話習得トレーニングを、これから少しずつご紹介致します。

Mariko

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